2012年5月26日土曜日

幼児期発達障がい体験ワークショップ


 小金井市のお隣、小平市の手をつなぐ親の会の皆さんが、障がいの理解と啓発のためにおこなっている「幼児期発達障がい体験ワークショップ」を体験しました。小平の親の会の皆さんが、自分たちの子どもの障がいを周囲に理解してもらうため、自ら始めたワークショップで、市内小学校の障がい体験授業、高校や大学、ロータリークラブの会合など、聞いてくれる所ならば、どこへでも行き、紙しばいやパワーポイントでのプレゼンテーションなど、どんな方法、どんな時間、10分ででも出来るように作り上げたワークショップです。  障がい児のものの見え方や触感、手先の不器用さ、言葉で伝えることが出来ないもどかしさを参加者に体験してもらい、障がい児・者にとっての有効な支援を学ぶことができます。
 障がい児の感覚の疑似体験では、ペットボトルの内側から注ぎ口を通してみた狭い視覚や、二重にした軍手をして折り紙を折るわけです。折り紙の折りかたは口頭での指導のみ、仕上げに注文をつけ、早く仕上げることを矢継ぎ早に指示するのです。やっていて「あっ!」と気づくのです。自分の子どもに同じことをしていないか、福祉作業所の職員さんなら、職場で利用者さんに思わず同じようなことを要求していないか、と。 たったこれだけの体験でしたが、障がい児・者の立場に立ってなどと言っても、こうして体験してみないとわからないのだということを痛感しました。そしてもう一つ。小平の手をつなぐ親の会の皆さんが、とても手のかかる、地道な取り組みを長く続けていらっしゃることに心から敬服するところです。貴重な体験でした。本当にありがとうございました。

2012年5月12日土曜日

フクシマ支援ツアー


 画像は、今年1月に消防団員と市民有志が参加者を募り、宮城県南三陸町でおこなった被災地支援ボランティアツアー活動の様子です。 東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方ですが、いまだその傷は深く、復興への道のりも決して平坦なものではありません。 小金井市からも多くの市民の皆さんが、様々な活動で復興支援に心を砕いています。しかし、自治体として市民の気持ちを一つの柱にまとめ上げて 市民の思いや力を届けることが、いまだ充分に出来ていないことをとても残念に思っています。 市政の課題解消に人出と時間を取られてしまい、自治体の施策としてバランスを欠いてしまっているような気がしてなりません。本来は市議会がそこををしっかりとチェックしていくべきなのですが、結果的には、市議会自体がその機能を果たせていないのが現状です。市政の重要課題の議論に多くの時間が割かれいるために、そこまで手が回らないということでしょうか。とても残念です。 現在、私たちは、西岡真一郎都議会議員を代表世話人として、市民の思いを福島県に届けるため、福島県への被災地支援・温泉ツアーを企画しています。6月23日(土)から24日(日)の1泊2日の日程です。行程は、6月23日(土)午前8時小金井発(貸切バス利用)→福島県内被災地視察&支援活動→宿泊場所(福島県土湯温泉の予定) 24日(日)午前9時出発→福島県いわき市への観光等→午後7時頃小金井市着・解散。費用概算:1泊4食・交通費込で30,000円程度。募集定員は先着順30名程度となっています。  皆さんご存知の通り、津波と地震の物的な被害に加え、風評被害も深刻です。これを何とかしたいと考えている市民の皆さんの思いから立ち上がった企画です。被災地支援メニューの詳細は、女性やご高齢の参加者もムリなく活動できるメニューを、ということで被災地ニーズに合わせたものを現在鋭意検討中です。現在20名ほどの申し込みをいただいている状況です。まだ席に余裕がありますので、是非ともご参加ください。この活動は、被災地に勇気と活力を届けるためだけのものではありません。復興に向けて懸命に暮らしている被災地の皆さんに大きな力をいただくことになる体験になるはずです。皆さんのお気持ちをフクシマに届けてみませんか。

生きづらさを救う居場所とは (発達障がい者当事者青年Rさんのお話を聴いて)

昨日の午前中は、公民館貫井北町分館で「コロナ禍を経験して考える 人と地域がつながる共生社会」講座でした。 7 月 23 日まで 6 回連続で様々な生きづらさを抱える当事者のお話しを聞く男女共同参画講座 の第 1 回目で、講師はこれまで 3 期にわたり小金井市地域自立支援協議会...