2014年2月27日木曜日

市議会定例会開催中です

2月22日(土)小金井市の福祉の充実を目的に、小金井が市政に以降して以来、民間の立場から関わってきた小金井市社会福祉協議会の創立55周年記念福祉大会に参加させていただきました。多くの市民の方の熱意に支えられてきた社会福祉協議会のさらなる発展をお祈りします。
 2月23日の日曜議会が終わりました。所属する小金井市議会民主党を代表し、鈴木成夫が質問しました。今回の施政方針を受けて、私たち会派が感じた違和感をもとにした2点の質問でした。小金井市の公共施設の一斉更新問題と、現在237名を数える保育園待機児問題について、市が主体的な保育計画を策定出来ず、さらに待機児を増やしてしまっていることについて、市長の見解を質しました。
 どちらも緊急に取り組まなければならない非常事態なのですが、施政方針の記述が非常にあっさりしていることに危機感を感じての質問でしたが、どちらも市長からは前向きな答弁は得られませんでした。公共施設の更新問題では、早急に施設全体の総量規制に取り組まなければ、市の財政は確実に悪化します。今や総論で議論している局面ではなく、学校施設の統廃合まで見据えた各論に踏み込む必要がありますが、今回の市長の答弁からは、問題に対する熱意を感じることはできませんでした。保育園待機児解消についても、「小金井に進出を希望する事業者があれば、市も積極的にこれに応えていく」との以前からの答弁を繰り返すのみでした。
 市が直面している問題について、担当者が自らの問題と受け止めず、対策が講じられないことについては、自治体としての力量の低下を指摘せざるを得ません。小金井市は、どこへ向かおうとしているのか、行財政改革を進める目的と、その大義はいったい何なのか。今のワタクシにはまったく理解できません。
 保育園についてこんなエピソードがあります。昨年、ある事業者から相談をいただきました。相談の内容は、事業者が保育課に面会を申し入れたが、6ヶ月間担当者の多忙を理由に面会出来なかったというお話。面会の日程調整の申し入れに対し担当者は、「調整した日程は、今のところ空いているが、変更の可能性があるので約束は出来ない」との対応だったそうで、これだけでも、いったい小金井市の職員は何を考えているのかと思うわけです。これに困った事業者がワタクシのところまで相談に来られたという事情です。その後スグに担当課と事業者をつなぎ、現在そういうことはなくなったようですが、果たしてこれが、「事業者に積極的に応える小金井市」の対応ですかね?議員が介在しないと、こんなことが動かないなど信じられません。
 まったく意味不明で、ビジネスマナーとしても最低。市政に携わる者のひとりとしても非常に恥ずべき対応でした。二度と許しませんよ、こういったことは。
 さて、明日はいよいよ一般質問が始まります。議員一人当たり1時間で、市政の課題についてそれぞれが質問をする時間です。鈴木成夫の質問は、予定では14時からです。児童発達支援センター「きらり」の運営が開始されて5ヶ月。施設の業務の現状と課題について。そしてもう1点は、2月の記録的大雪を災害と捉えて対応出来ていたかという点について、現状と課題を・・・(課題はたーくさんあると感じているので質問をするわけです)検証したいと考えています。
 傍聴、よろしくお願いしまーす。平日ですが。

2014年2月22日土曜日

3月議会が始まりました

 2週続けて、45年ぶりといわれる大雪に見舞われた小金井市。特に14日から15日にかけての降雪は、未明に雪が雨に変わったため、市内でもカーポートの屋根が崩壊する被害が続出してしまいました。道路の通行止めや路線バスの運休、JR中央線の運転抑止など多くの影響を受けました。大雪も災害ではないのか?といった疑問を2月28日に行う一般質問でぶつけてみたいと考えています。
 小金井市議会平成26年第1回定例会が、2月21(金)から始まっています。明日23日は日曜議会が開催され、市長の施政方針に対する質問を、会派代表質問として行います。日曜日ですので、普段はお仕事で傍聴には来られないという方にも来ていただく機会になればと思います。
 質問時間は、会派を構成する人数×15分ですので、ワタクシが所属する小金井市議会民主党は30分。質問項目は1.公共施設の一斉更新について 2.保育園待機児問題についての2点質問します。時間は11時15分〜11時45分になります。
 昭和40年代後半から50年代には、人口増加に合わせ、学校を中心に公共施設が多く作られました。この時に建設した施設の耐用年数が間もなくやってきます。小金井市もこの問題を明らかにするために平成24年に「施設白書」を出しました。白書によれば下水道を含めた都市インフラ整備にかかる予算総額は、今後40年間で1,820億円かかるとされています。今後は施設の総量を減らして、人口と税収の減少に備える必要があるのです。逼迫する市の財政問題と合わせて、市の重大な課題となることは明らかで、一日も早く各論に踏み込んだ議論を始める必要があるのでは、という私たち会派の危機感を市長にぶつけます。もう1点は増加が止まらない保育園待機児問題。平成24年から25年4月までの1年で待機児数が50名増加し、その後10月には49名増の237名の待機児を抱える小金井市の現状に対し、施政方針の言及はきわめてあっさりとしています。本当にこれで大丈夫?というか、保育に欠ける子どもたちの居場所を用意する自治体の使命と義務をどのように考えるのか?・・・質問します。
 その後28日には、鈴木成夫の一般質問。午後2時からの予定です。質問通告は1.子どもたちの自立支援のために、今出来ることは何か  2.45年ぶりの積雪に対し、小金井の危機管理体制について を質問します。こちらもお楽しみに。。

2014年2月12日水曜日

新年のご挨拶


 2014年の年明けは、7日から東小金井・武蔵小金井駅の南・北口にお邪魔して民主党小金井支部主催の街頭活動からスタートしています。本年も地域の生活者の1人として、市民の皆様とともに様々な地域活動を通じ、ご意見・ご要望を受け止めさせていただき、市政の課題解消に全力で取り組んでまいりますので、本年もどうかよろしくお願いいたします。
 駅前交通広場を使っての出初式も今年が2回目。少数精鋭、士気旺盛、規律厳正で知られる団員の皆さんの素晴らしい部隊操練が今年も多くの見学者を集めて行われました。今年は団員改選の年にあたります。円滑に団員の交代が出来るよう、1人の市民として、また市議会の立場からもしっかり支えさせていただきます。
 そして、東北3県の被災地の皆さんの思いと、現状を忘れずに、災害に強い地域と、人づくりのお手伝いにも力を注いでいきたいと思います。
 また、すでに皆様ご存知の通り可燃ごみ処理については日野市、国分寺市、小金井市の3市による共同処理について、12月に明らかになった協議内容に基づいた覚書が1月16日に締結されるというニュースも飛び込んできました。しかしこの問題では、地元となる日野市民の皆様の理解が十分にいただけていないということも事実として受け止め、今後の推移を慎重に見つめていくことが重要と考えています。


 昨年10月にオープンした児童発達支援センター「きらり」では、本年4月から通園部門である「ピノキオ」の定員が15名から21名に拡充となり、施設の特徴である様々な相談支援と、学校教育や福祉分野との連携が本格的に始まります。児童福祉の充実にむけて、この施設の果たす役割はますます重要になります。開設したきらりは、現在も近隣自治体や専門機関の注目を集めています。施設の事業構築のための意見交換会を繰り返し開催し、多くの市民や当事者の声を集めて作り上げた施設です。今後も増えていく利用者の声を反映し、成長を続けていただきたい施設です。障がい児・者が地域でともに暮らすための地域の役割について、今年も様々な講演会の企画や視察を行っていきたいと考えています。
 地域が守り、ともに育ち、育ていきたいこども達。残念なことですが、以前のようにこどもたちが近所で走り回り、それを地域の大人たちがゆるやかに見守ることが難しくなってしまいました。また、核家族化の進行で、母子が地域から孤立した結果、おきてしまう悲しい出来事をなくしていかなければなりません。地域の見守りや保護者支援の取り組みを重層的に広げていかなければなりませんね。
 本年も様々な現場に出向き、皆様のお知恵をいただきながら、懸命に活動をしてまいりますので、本年もどうかよろしくお願いいたします。

生きづらさを救う居場所とは (発達障がい者当事者青年Rさんのお話を聴いて)

昨日の午前中は、公民館貫井北町分館で「コロナ禍を経験して考える 人と地域がつながる共生社会」講座でした。 7 月 23 日まで 6 回連続で様々な生きづらさを抱える当事者のお話しを聞く男女共同参画講座 の第 1 回目で、講師はこれまで 3 期にわたり小金井市地域自立支援協議会...