1月22日(金)市議会臨時会が開催された。西岡市長が初めて市議会本会議に登場するということで、多くの市民が傍聴に詰めかける中で市長の就任挨拶が行われた。この日の本会議では、市議会議員補欠選挙で新たに議員となったお二人の所属委員会などを決定するための議決も行われ、新たな市長と新たな24人の議員構成でのスタートとなった。
また新たな議案として、学童保育所の運営を受託していた法人が年度の途中で学童保育所の運営を辞退したことを受け、この学童保育所の運営の継続のために必要な、運営を交代する新しい法人職員の引き継ぎ業務に必要な経費の予算補正を行う議案が提案されており、この議案審査が行われる予定だった。「だった」と過去形なのは、結局この議案の審査には入れなかったためである。この問題については以前から気がかりな出来事として、担当者から情報提供を受けていた議員も少なからずいたと聞いているが、運営辞退した時期が11月末で市長選挙直前ということもあり、議会や委員会を開催する日程が全く取れずにいたという事情をあった。そこで担当者は臨時議会開催前に市議会各会派に対し議案の説明を行い、学童保育所の法人が交代することによる業務の混乱と、毎日施設を利用する子どもたちへの影響を軽減するために1ヶ月の引き継ぎ期間が必要で、新しい法人を選定するために必要な期間を考慮すると22日の本会議での議決がリミットであることは議会側にも一定の認識ができていたように感じていた。
しかし、当日の議会運営委員会で本会議即決ではなく予算特別委員会に付託すべきとの意見が出たり、本会議開会後に多くの資料要求が出された結果、要求資料の調整に時間がかかってしまった。また急な資料要求で当日揃えることができない資料もあったようで、資料を要求した議員との調整に時間を要したという事情もあったようだ。要求議員の一部には資料が揃わない以上本会議での審査には臨めないとの意見があったようで、これもまた時間がかかってしまう原因になっていたような気がする。
議会での資料要求について小金井市議会では、問題を明らかにし議論を丁寧に行うという慣例により、議員個人の要求ということではなく、議会が要求し部局がこれに応じるという形式をとっている。しかし22日のように、本会議当日に要求された資料が全て議員の要求通り提出することにも限界があるのではないだろうか。要求した資料が本会議の審査に不可欠のものならば、事前の議案説明を受けた際にあらかじめ部局に伝えておく配慮が出来なかったのだろうか。提出できない資料については言論の府である議会本会議の場で問題を明らかにすべきではとの思いもある。
結果、この日の議会は日付をまたぎ翌日午前3時30分に、本会議の会期を2月2日まで延長して閉会した。小金井名物と言われた(?)深夜議会である。
会期を延長したとはいえ、議員や市長公務の日程を勘案すると実質会議が開けるのは2月2日の午前中のみである。この日を逃してしまうと学童保育所の運営事業者の引き継ぎ期間が、当初想定している1ヶ月は確保できなくなることが予想され、子どもたちへの重大な影響が懸念される。
学童保育の運営について、民間委託か直営かとの議論は重要と考えている。しかし議会には今回の出来事の真相を明らかにして、当該学童保育所に通う子どもたちへの影響を最小限に留めるための速やかに判断していく責任もあるのではないか。今回この点について、議会の理解が十分に得られず、結果的に本会議で議論する時間が少なくなってしまったことは残念でならない。
また新たな議案として、学童保育所の運営を受託していた法人が年度の途中で学童保育所の運営を辞退したことを受け、この学童保育所の運営の継続のために必要な、運営を交代する新しい法人職員の引き継ぎ業務に必要な経費の予算補正を行う議案が提案されており、この議案審査が行われる予定だった。「だった」と過去形なのは、結局この議案の審査には入れなかったためである。この問題については以前から気がかりな出来事として、担当者から情報提供を受けていた議員も少なからずいたと聞いているが、運営辞退した時期が11月末で市長選挙直前ということもあり、議会や委員会を開催する日程が全く取れずにいたという事情をあった。そこで担当者は臨時議会開催前に市議会各会派に対し議案の説明を行い、学童保育所の法人が交代することによる業務の混乱と、毎日施設を利用する子どもたちへの影響を軽減するために1ヶ月の引き継ぎ期間が必要で、新しい法人を選定するために必要な期間を考慮すると22日の本会議での議決がリミットであることは議会側にも一定の認識ができていたように感じていた。
しかし、当日の議会運営委員会で本会議即決ではなく予算特別委員会に付託すべきとの意見が出たり、本会議開会後に多くの資料要求が出された結果、要求資料の調整に時間がかかってしまった。また急な資料要求で当日揃えることができない資料もあったようで、資料を要求した議員との調整に時間を要したという事情もあったようだ。要求議員の一部には資料が揃わない以上本会議での審査には臨めないとの意見があったようで、これもまた時間がかかってしまう原因になっていたような気がする。
議会での資料要求について小金井市議会では、問題を明らかにし議論を丁寧に行うという慣例により、議員個人の要求ということではなく、議会が要求し部局がこれに応じるという形式をとっている。しかし22日のように、本会議当日に要求された資料が全て議員の要求通り提出することにも限界があるのではないだろうか。要求した資料が本会議の審査に不可欠のものならば、事前の議案説明を受けた際にあらかじめ部局に伝えておく配慮が出来なかったのだろうか。提出できない資料については言論の府である議会本会議の場で問題を明らかにすべきではとの思いもある。
結果、この日の議会は日付をまたぎ翌日午前3時30分に、本会議の会期を2月2日まで延長して閉会した。小金井名物と言われた(?)深夜議会である。
会期を延長したとはいえ、議員や市長公務の日程を勘案すると実質会議が開けるのは2月2日の午前中のみである。この日を逃してしまうと学童保育所の運営事業者の引き継ぎ期間が、当初想定している1ヶ月は確保できなくなることが予想され、子どもたちへの重大な影響が懸念される。
学童保育の運営について、民間委託か直営かとの議論は重要と考えている。しかし議会には今回の出来事の真相を明らかにして、当該学童保育所に通う子どもたちへの影響を最小限に留めるための速やかに判断していく責任もあるのではないか。今回この点について、議会の理解が十分に得られず、結果的に本会議で議論する時間が少なくなってしまったことは残念でならない。