2012年6月18日月曜日

施設の実力

議会日程の合間をぬって子どもの発達支援施設の見学をしています。肢体不自由特別支援学級が設置されている武蔵野三鷹、立川市の施設を見学させていただいています。それぞれの施設が地域の独自性を生かながら、市民ニーズに応えていくための取り組みを勉強させていただいています。 運営主体が、民間か公立かということでは施設の実力ははかれないな、というのが今の率直な感想です。施設の職員さんが生き生きと仕事をしている、そして何より子どもたちの支援を一番に考えてくれているところは、施設の業務も進歩している印象があります。「職員がチームで一丸となって子どもの支援方法を検討し、効果が出た時に皆で喜び感動を共有する」との担当者のお話と目の輝きがとても強く印象に残っています。いいお仕事をされている方の顔はいい表情です。何よりもそこで働いている方、人間力をしっかりと活用していくことで施設全体のレベルが上がっていくようにも感じました。ある施設を訪問した時のこと、手の空いている職員さんがエントランスで出迎えてくださったあの経験は忘れません。これは、相談のために施設を初めて訪れる人が不安にならないように、エントランスでの出迎え担当者をおいて(!!)利用者のために施設が気遣いをしているのです。 先日、6月13日に行われた小金井市議会厚生文教委員会で、子どもの発達支援施設の検討に進展がありました。施設を発達支援センター化して、市民のみなさんからいただいている意見や要望を反映させたいという意思を明確にした資料が、厚生文教委員会に示されたのです。そして同時にピノキオ幼児園業務を民間に委託したいとの考えが明確になりました。しかし、委託の検討が明らかになったことで、ピノキオ幼児園利用者保護者に不安と動揺が広がってしまうことがないように、事業を所管している子ども家庭部に対し、保護者の皆さんに対する説明はしっかりと、ていねいにおこなってほしいと要望をしています。自分がこの時代を振り返ってみるとわかるのですが、ピノキオ幼児園時代の保護者が一番大変なのです。入園したばかりで様子も分からない、毎日ピノキオに通わせることで精一杯の保護者の不安の解消を何よりも優先してほしいと思います。

生きづらさを救う居場所とは (発達障がい者当事者青年Rさんのお話を聴いて)

昨日の午前中は、公民館貫井北町分館で「コロナ禍を経験して考える 人と地域がつながる共生社会」講座でした。 7 月 23 日まで 6 回連続で様々な生きづらさを抱える当事者のお話しを聞く男女共同参画講座 の第 1 回目で、講師はこれまで 3 期にわたり小金井市地域自立支援協議会...