2013年5月16日木曜日

小金井市の子ども施策と学校給食


 日中は、とてもいい天気。野川の新緑がまぶしい一日でした。
今日の活動のシメは、緑小学校で行われた市立小学校の学校給食民間委託説明会。9月から小学校5校の給食調理業務を委託したいとする学校教育部担当者から、参加者(主に保護者が20数名)への説明がありました。参加者からは委託に対するさまざまな不安の声が上がっていました。
 市が委託を進めるなら、まずは目的を明確にすること。そして小金井市が目指す学校給食の姿を、保護者に対し分かりやすく示すこと。行財政改革プラン推進の必要性を説明したうえで、得られた財政効果(年間約4千万円)で、この先どのような事業を進めるのかを保護者と市民に示してほしいと思います。今日の説明を聞いた印象では、担当者の皆さんから趣旨が充分に伝わったと感じることはできませんでした。この問題は、小金井市の子ども施策全体で考える必要があります。そして、限られた財源を、今後どのように振り分けようとしているのかを示すことが重要です。担当者からは、「これまで給食調理員の皆さんが調理にかけてきた思いを受け止め、給食調理員の職員体制を改善し、さらにいい給食を作っていきたい」との発言もありましたが、職員団体と合意したので委託を進める、とだけ聞こえてしまいましたよ。調理職員の退職不補充による厳しい環境をこれまで放置し、現場の職員に大きな負担をかけ続けてきたことは問題と言わざるをえません。中学校給食委託の際には「小学校給食の委託はしない」との説明だったはず。その方針を変更したのなら、スケジュール優先ではなく、もう少し丁寧な説明を重ねる工夫をしていただきたい。ワタクシは、小金井市も将来「小さな行政」を目指すべきで、事業を民間に委託すること自体には反対ではありません。しかし、委託に不安を感じる保護者の皆さんには、もう少し丁寧な説明が必要ではないか、と感じた夜でした。

生きづらさを救う居場所とは (発達障がい者当事者青年Rさんのお話を聴いて)

昨日の午前中は、公民館貫井北町分館で「コロナ禍を経験して考える 人と地域がつながる共生社会」講座でした。 7 月 23 日まで 6 回連続で様々な生きづらさを抱える当事者のお話しを聞く男女共同参画講座 の第 1 回目で、講師はこれまで 3 期にわたり小金井市地域自立支援協議会...