2018年7月31日火曜日

学校が地域の中心であること


 7月14日(土)に第1小学校で行われた防災訓練に参加させていただいた。学校を中心にして隣接する自治会・町会に声をかけて、大災害時の避難所開設から避難者の受入を想定した訓練だった。

訓練の支援に参加した消防団第3分団のポンプ車前で村山市議会議員との1枚


 訓練は猛暑の中、消防署や消防団第3分団の支援をいただいて行われた。西日本の豪雨災害犠牲者に対する黙祷から始まった訓練は、市の指定要員による学校の鍵開けから避難者受入準備、体育館にある備品を使ったパーテイション作り、AEDを使った応急救護、傷者搬送や災害用電話の開設などが行われた。




体育館にあるマットを使った傷者搬送、カセットガス燃料のポータブル発電機、バルーン投光器を操作する様子。傷者を抱え上げマットに横たえるまでを実演してくれた第3分団の団員の皆さん。こうして訓練された団員に実際の動きを見せてもらうことは大変参考になりありがたい。
災害用仮設電話設置の様子。第1小学校では体育館入り口の壁に接続装置を収めたボックスがあり、これに電話機5台まで接続が可能
屋外では消防署が設置した煙体験ハウスの体験がおこなわれた
 避難場所と避難所の違いをご存知だろうか。地域防災計画上の想定では、大災害発生時には学校の校庭を避難場所として開放する。そして必要に応じて体育館や教室などを開放して避難所としていくことになっている。
 この避難所運営に関わる組織作りが遅れていることが小金井市の防災上の大きな課題であることは、市議会でこれまでも繰り返し指摘してきた。避難所運営協議会の設置を進める取組はほとんど行われていない現状で、今回のような訓練が学校を取り囲む地域との連携で行われた意義は極めて大きいと感じた訓練だった。

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