2013年6月7日金曜日

市議会6月定例会は開催中です


5月26日におこなわれた消防団操法審査会で優勝に輝いた第4分団の出場選手たちの笑顔です。
ワタクシが団員になり3期目の昭和62年3月に、前夜の雪が残る本町小学校で第1回大会が開催されて以降、悲願の優勝を勝ち取ったメンバーです。そういう意味では大変重い優勝盾ですね。選手達は厳しい訓練に耐えて最高の栄冠を手にしたわけですが、この結果は、選手以外の団員の皆さんやご家族のご理解、ご協力あっての賜物でもあります。本当におめでとう。
市議会、平成25年第2回定例会(6月議会)は、3日から開催中です。定例会冒頭の議案説明が終わり、5日からは一般質問が始まりました。私の一般質問は昨日6日の午後に終了しました。
質問は・・・
1.「インクルージョン都市小金井」の実現に向けて、小金井市の見解を問う
①児童発達支援センター開設準備の現状と、子ども施策の展望を問う
 ・幼稚園、小学校・中学校と児童発達支援センターとの具体的連携策は?
 ・保育園待機児解消策として、家庭訪問型子育て支援に取り組まないか
 ②障がい者の自立生活支援施策の現状と課題
 ・地域の理解を深めるための取り組みについて
 2.地域コミュニティーの再構築は可能なのか
 ①自治会、町会加入率の向上に向けた取り組みは?
 ②災害時要援護者支援事業の進捗と、現状の課題は?
 ・高齢者、障がい者に向けた実質的支援につながっているか

質問し、帰ってきた答弁の中、明らかになったことは・・・
1.児童発達支援センターの受託運営事業者が決まったこと。(しかし業者名は明かさず)
2.保育園待機児数が、速報値として、24年の138人から25年4月1日現在188人に増えたこと
3.障がい児・者の自立支援の取り組みとして、商店会や地域を巻き込む動きが出てきたこと
4.災害時要援護者支援事業の一環として「救急医療情報キット」配置を進める中で、最大の課題である個別支援プランが未作成の対象者との間で、本人の了解をいただければ、救急医療情報キットの記載情報を支援機関で共有できるようになること。そしてキット給付対象者が精神障がい、難病医療対象に広げて給付すること。
・・・などが明らかになってきました。
災害時要援護者支援事業は、対象者の情報が非常にデリケートな個人情報なので、本来受け止めるべき地域の皆さんが扱うことに抵抗を感じているのかもしれません。しかしこの情報の共有が出来れば、対象者の日常の見守りにつながるというメリットもしっかりとお伝えする必要もあるのです。地域の取り組みを後押しする意味では、神戸市ですでに成立している災害時要援護者支援のための条例制定の提案もしておきました。
地域で生活するすべての人が、年齢や性別、障がいのある、なしに関わらず、地域で孤立することのないような社会づくりこそがソーシャル・インクルージョンの目指す地域社会ではないか、という思いを伝えながらの一般質問になりました。
質問内容は、「ユーストリーム 小金井市議会」で検索するとどなたでもご覧になれます。興味のある方はどうぞご覧ください。
一般質問はあと2日。10・11日もおこなわれます。
都議会議員選挙準備が続く中での定例会で、やること満載の毎日ですが、外へ出かける機会の多い身としては、雨が少なくてありがたいです。農家さんにはしかられそうですが・・・。

生きづらさを救う居場所とは (発達障がい者当事者青年Rさんのお話を聴いて)

昨日の午前中は、公民館貫井北町分館で「コロナ禍を経験して考える 人と地域がつながる共生社会」講座でした。 7 月 23 日まで 6 回連続で様々な生きづらさを抱える当事者のお話しを聞く男女共同参画講座 の第 1 回目で、講師はこれまで 3 期にわたり小金井市地域自立支援協議会...