2015年3月2日月曜日

危機的財政状況の原因は扶助費の増大か? 日曜議会一般質問終わりました

 平成27年第1回定例会が、2月23日(月)13時より開会しました。新年度の施政方針が市長から示され、新年度予算案の審議が行われる重要な定例会です。
 配布された議案書にある施政方針を読みましたが、可燃ゴミ処理問題が1歩前進したことを除けば、施策にメリハリが乏しく平板な印象を拭えません。
 多摩26市中最悪な経常収支比率で危機的な財政状況、保育園待機児問題も26市中最高の待機児率(就学前児童数と待機児数の割合)・・・。この問題に対する危機感が欠如している気がしてなりません。選択と集中の発想で解消の目標を定め、短期集中で数値の改善を図るべきと鈴木は考えます。
 3月1日に日曜議会が開催され、今回は議長除く議員23名の一般質問が行われました。
1日で23名全員が質問するため、議員一人の持ち時間は15分。鈴木は「小金井市の危機的財政を脱するため、経常収支比率の目標値を定めないか」
の1項目。6人目なので11時15分から30分まで質問しました。
 危機的財政状況といわれて久しい小金井市。行財政改革による人件費の削減額は30億円以上。それでも状況が好転しない理由について質問しました。市長からも答弁があり、経常収支比率を改善する努力は続けているが、日々多様化する市民ニーズへの対応や、増加する福祉関連予算など義務的経費の増大を抑える難しさから、数値の改善はたやすいことではないとのお答え。しかし、平成24年・25年度と2年連続で経常収支比率ワースト1の小金井市。25年、26年度で保育園待機児解消のために増やした保育園定員は502名です。これだけみても扶助費はさらに増えるのですから平成26年度決算時の数値が気になるのです。子育てや高齢者・障がい児・者福祉に必要な予算も増大していく現状で、他市なみの90%前半の経常収支比率に戻すことは不可能なのでしょうか。
 その後に残時間45分の一般質問は3月3日(火)から始まります。
鈴木は3月3日、予定では15時30分から45分間です。
1.10年、20年後の小金井に未来はあるか
2.学校教育現場での「合理的配慮」検討されているか
の2項目の質問です。

日程日割表は小金井市ホームページ
https://www.city.koganei.lg.jp/kakuka/gikaijimukyoku/gikaijimukyoku/info/25-2hiwarihyou.files/27.2.18hiwarihyou.pdf
をご参照ください。


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