
先日見つけた看板。おしゃれな色遣いに目が止まり、思わず振り返って見てしまいました。良く見ると小金井の農業者が取り組んでいる江戸東京野菜再発見の取り組みと、市の食育推進市民会議に関わってきた市民の皆さんとのコラボレーションによって始まった事業の看板でした。あとで伺ってみると「新しい公共」事業の国からの補助金を活用する事業だそうです。江戸東京野菜とは、旧来から栽培されていた伝統江戸野菜のことで、これを小金井から広めようという取り組みです。都市農業に携わる農業者と食育に関わってきた市民の思いがひとつに結ばれたことによって始まった新しい事業です。都市農業にまつわる様々な課題があるわけですが、学校へ出向いて子どもたちに食育授業をおこなうなど、農業者と料理家、食育と料理研究家が、がっちりと手を組んで前向きな取り組みをしていることが素晴らしいと感じています。この動きが小金井の農業を活性化していくことになればもっと面白い展開が期待出来そうに思います。