11月18日に先週に引き続き、総務企画委員会の行政視察で、東京都町田市:自治体ICTについて。神奈川県秦野市:公共施設更新問題について視察を行いました。
|
視察の足はマイクロバス。このバスに一日お世話になりました。 |
町田市は、人口426,987人、面積71.64㎢。歳出決算総額1,450.4億円。交通の要衝町田駅を中心にした市街地は首都圏有数の商業拠点として成長し、大規模団地と区画整理などにより、住宅都市として発展しています。
|
|
|
市役所敷地内のコンビニ。この中に観光協会が同居し、観光案内とともに特産物を置き販売しているところがミソ。施設の再配置計画の精神を象徴しています。 |
秦野市では計画の一環として、すでに保健福祉センターに郵便局を併設したり市役所庁舎敷地内にコンビニエンスストアを誘致しています。さらに今後は中学校体育館と公民館を複合化する計画の実現に向けた準備を進めています。市民の利便性の低下を最小限に抑え、市民がメリットを実感出来る工夫は小金井市でも見習うべき取り組みと感じました。また市民からの反対意見に対しては、意見が地域や一部の利用者のエゴになってしまっていないかに留意し、理解を求める工夫を重ねているとのお話でした。施設白書も策定後は定期的に見直しを行い、改訂版を発行することで計画が風化することを防いでいました。これも小金井市でも参考にすべき取り組みではないでしょうか。 今回は4カ所の自治体を訪問し、様々な課題解消に向けた取り組みを学ぶことが出来ました。それぞれで行われている改革的な取り組みの目的に注目すべきと思います。小金井市でも行革推進という大方針に沿い、すべては住民福祉、市民利益の向上が目的であることを見失わずに、様々な改革を推進すべきと再認識することが出来ました。