条例案に対する会派の見解とそれぞれの修正案と現状の一致点として合意できそうな案について、参加者から様々なご意見をいただいた。ワタクシ鈴木は厚生文教委員ではないが、会派「みらいのこがねい」の岸田議員が所用で欠席のため、委員代理として発言する機会をいただいた。
みらいのこがねいとしては当初は地域自立支援協議会が4月1日施行を目指していたこと、手をつなぐ親の会からも4月1日施行を求める陳情が提出されていたことを尊重したい考えで、自立支援協議会でも「約3年かけて検討してきた条文が現在の到達点。あとは市議会で議論していただきたい。たとえ完全な条例でなくとも早期に条例を施行し第6期自立支援協議会の任期の中でさらによりよいものにしていきたい」との高橋会長の見解を最大限尊重するが、条例を可決成立させる委員会の一致点を見出すために必要な修正の協議は必要との立場だ。
意見交換会の最後にも意見表明の機会があったが、ここでは条例の施行に向け、合意できる一致点を模索してきた厚生文教委員会の皆さんのこれまでの取組に感謝していること。そして「障がいを知らないことから起きてしまう差別をなくすためには条例が必要。重度の障がい持つ次男の父親としては、親亡き後に障がい者が安心して暮らす社会のために条例が必要と述べさせていただいた。
条例の審査は6月定例会中の6月13日の厚生文教委員会で行われる予定だ。