2018年9月8日土曜日

小金井の伝統芸能「貫井ばやし」が、小金井特別支援学校にやってくる



 小金井市貫井南町に古くから伝わる伝統芸能で、小金井市無形文化財に指定されている「貫井ばやし」が、お囃子の楽しさを子どもたちに全身で受け止めてもらおうとの趣旨で、都立小金井特別支援学校の体育館を会場にした体験会を開催することになった。
 詳細はチラシをご覧いただきたいが、もちろん身体障がいの方、障がい児のきょうだいさんも、地域の小学校在籍のお子さんも参加大歓迎とのこと。お囃子の楽しさを、ひとりでも多くの子どもに知ってもらいたいと思う。
 ただ、「愛の手帳を持っている子どもたちが、まわりに気兼ねせずに、のびのびと体験出来る環境を作ってあげたい」との主催者の強い思いから、チラシに「対象を愛の手帳所持者」と記載してあることにはご理解をいただきたい。
 貫井南町発祥の貫井ばやしは、昭和40年代に一度活動を休止していた時期があったが、これを先代の会長が復活させ、現在は2代目の大澤国栄(くによし)会長が懸命に活動を続けている。その歴史と活動は以下のリンクをご参照あれ。

 この貫井ばやしが「アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)」の助成を受けたことから、「障がい児も楽しめるお囃子の体験会を開催できる会場はどこかにないだろうか」と鈴木にご相談いただいたことがこの企画の起点だ。
 そこで今年の4月に校舎の建て替え工事が完了し、仮移転先から桜町に戻ってきた都立小金井特別支援学校に相談をさせていただいたところ、その趣旨にご理解をいただけたことから、今般開催が決定したという次第である。
 鈴木自身にとってもこの体験会は、小金井特別支援学校体育館の地域解放・交流事業の第1号となること、また、鈴木の次男が、小・中学校を通し9年間通った母校と、愛する地元の伝統芸能をつなぐイベントに関わる大変ありがたいチャンスをいただけたと感謝している。 
 しかし、イベントの決定から開催日まで間がないため、市の後援申請などの行うことができず、告知が行きわたらないことが一番の気がかりだ。チラシの配布は、主には市内小・中学校特別支援学級、近隣の特別支援学校、就労移行支援事業所、放課後等デイサービス事業所、児童発達支援事業所などを対象に手渡しでの告知をしたいと考えている。
 「配ってもいいよ」という方、事業所をご紹介ください。お声掛けいただければ、鈴木がチラシをお届けします。どうか皆さまのご協力をお願いします。



生きづらさを救う居場所とは (発達障がい者当事者青年Rさんのお話を聴いて)

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