2015年7月29日水曜日

小金井市に、もっと障がい者グループホームを!                      


真夏日が続く7月28日に「手をつなぐ親の会小金井」の主催で行われた聖ヨハネ支援センター見学に参加しました。



開所は今年5月1日。施設は鉄筋コンクリート3階建。2階が就労継続B型(定員20名)と就労移行支援(定員10名)。3階がグループホームで定員7名ということで、市内では比較的大規模な施設です。当日は親の会の会員とNPOさくら会の施設職員合わせて35名と、障がい者の家族の関心の高さを証明する多さでした。
1階は生活介護・定員22名で現在7名利用。商品のラベル貼りとスウェーデン刺繍の作業をしています。他に事務所、医務室、厨房、個別に対応が必要な場合の多目的室が配置されています。



厨房では施設利用者の昼食と系列の作業所への配食をしているとのことです。1階の利用者7名のうち2名が市内から通所、他の5名は系列の他の作業所から移動してきた方。




2階の開放的なラウンジ。ここは就労移行支援(一般就労を目指す方の支援)の利用者さんが休憩にも使う場所だということでした。2階は就労移行支援(定員10・現在6名)と就労継続B型作業所(定員20・現在12名)で、東北の震災仮設住宅の屋根材を固定する傘ネジの組み立て、商品ラベル貼り作業。また、厨房ではパン製造の試行中で、施設の自家消費として昼食用のパンを提供し始めたところ。




           




2階のトイレは作業訓練の実習の場でもあるということです。この施設独自のクセをつけるのではなく、どこに派遣されても自らが考えて効率良い仕事が出来るように指導しているとのことでした。やはり作業前の身だしなみから挨拶の仕方といった社会人としての常識を身につけることが大事とのことでした。



3階はグループホーム(定員7・7名利用)うち3名が市内在住だった方で、4名は他施設からの移動で都外の系列施からから移動してきた方。
短期入所(ショートステイ)定員は男女2名ずつの定員4名ですが、現在は職員体制が十分ではなく事業は行えていません。見学していた参加者からは1日でも早く実施してほしい事業として多くの要望がでた点です。
          

居室はバストイレ付きと別になった2タイプです。グループホームの利用者さんは、日中はそれぞれが別の作業所で作業していて夕方ここへ戻ってくるという生活だそうで、制度上ここの利用者さんは、同じ建物にある2階や1階の作業所を利用することはできないということです。


3階にある浴室、これも制度上の問題なので運営している法人の問題ではありませんが、生活介護の利用者しか使えず、グループホームに入居している利用者は使えないという不思議なことになっています。しかも現在生活介護の利用者はここにはいないのでこの浴室の利用者はいないという説明でした。ご覧のように左側のストレッチャーが浴槽と同じ高さにリフトアップしてストレッチャーごと横に移動すれば介護者の負担は限りなく少なく入浴介助ができるスグレモノ。こうした高額な設備の利用者がいないことは非常に残念ですね。なんとか地域全体でこうした設備を活用したいものです。


見学を終えて

今回の見学会に参加したのは、ほとんどの方がワタクシ鈴木と同じ障がい者の家族。現在は生活介護や就労支援の利用者で、将来はグループホームへの入所希望を持っています。そうした思いでこの施設を見つめた時に一番考えるのは、障がいおある自分の子どもや家族は、一体どのような施設に入れるのか、費用はいくら必要か、家族と離れて一人きりで生きていけるのかといったことだと思います。こうした問題への関心の高さが今回の参加者の多さに現れていると感じました。そしてさらに切実なのは、小金井市にはこうした施設がまだまだ足らないという厳しい現実です。現在自治体主体となり、こうした施設を作るということはありませんので、地域の要望に応えた法人が建設するか、障がい者の家族が自ら動き、東京都や市の担当者と、とても複雑で時間がかかる手続きしなければ施設は作れません。今回見学させていただいた施設を運営するのは病院も運営する大規模な社会福祉法人です。こうした施設でも職員体制を整備することは簡単ではないということも伺いました。地域にニーズがありますが、それを満たすことは簡単ではないということ。障がい福祉サービスも、制度としてはまだまだ使いにくい課題があることを感じました。





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