2012年9月17日月曜日

あきまつり

 昨日、9月16・17日の2日間。地元貫井南町の鎮守様の貫井神社の祭礼が行われました。私は自治会の役員として自治会の御神酒所(御神輿やお囃子の山車の休憩所)の設営や運営のお手伝いをさせていただきました。
 地元を古くから知る方々のお話を聞けるとてもいい機会なので、毎年楽しみにしているお祭りでもあります。

準備は朝から始まります。倉庫から必要なものを運び出し、飾り付けや
祝い金の受けつけや接待の支度を整えていきます。

地元の設営が終わると、他の自治会の御神酒所にごあいさつに回ります。
 貫井南町だけで自治会の御神酒所が4つ。神社本社の会所があり、その他にも貫井囃保存会、神輿の親睦団体の神酒所があり、それぞれにごあいさつに回ります。日が暮れてくると子どもたちがつくった灯篭に火が入り、ぐっとお祭りらしくなります。

山車の先頭、露払いの後に続く高張提灯の列。貫井囃と交流のある各地のお囃子保存会の
提灯が続きます。見慣れた地元の住宅街が一瞬で幽玄な雰囲気に包まれます。

今年は、貫井囃子だけでなく、交流する各地のお囃子が、それぞれの演技を披露してくれました。
各地それぞれに独特の「ノリ」があることが、比べることでよくわかる興味深いひと時でした。

貫井囃子のクライマックス、狐の登場!

山車の正面左側に鎮座するのは雷神様

右側には風神様がいらっしゃいます。御二人とも「目力」がすごいんです。

最後は、万灯が出てきました。東日本大震災の復興を祈る万灯。
中に入り、みんなで一緒に回して無病息災を祈願します。
 一夜明けて17日。若干雲が多めで、時折にわか雨が降ったりしましたが、弁天様は水の神様なのでこれも一興。雨が濡らした道路も強い日差しですぐに乾いてしまいます。2日目はお囃子、子供神輿と小さな太鼓がそれぞれやってきます。



先陣を切ってん貫井囃子の山車が到着。お囃子の音につられて近所の子どもたちが集まってきました。


お、今日は会長が叩いていますねえ。

雷神様に引き寄せられて近付いたら、ひょっとこクンと目が合ってしまいました。

山車が道路へ出てくると、目を見張る大きさ。特に頭上に張り巡らされた電線に
気を使っています。屋根の上には専門の見張りがいます。

   
 お囃子が出発すると、間もなく子どもたちの御神輿と太鼓が相次いで到着します。
それぞれに世話役の方がついているので皆さんに御酒や食事でご接待します。子どもたちには御菓子のプレゼントがあります。
毎年各地区が趣向を凝らして子どもたちを迎えるのですが、今年はいつもより子どもたちの数が少なかったでしょうか。しかし子どもたちの元気な様子にこちらの疲れも忘れてしまいます。おまつりの御神酒所の設営といっても力仕事は一瞬で終わりますが、お祝を持ってきて下さる方や囃子、神輿の接待の料理の支度はすべて女性たちの力によるものです。料理の下ごしらえから配膳と片付け・・・
この重労働をすべて女性たちが引き受けてくださっています。これは防災会の訓練の時の炊き出しの時も同じ。役員には男性が多いのですが、女性の支えがなくては私たちの地域は回りません。とても大事な地域の底力を感じた二日間でした。
 











生きづらさを救う居場所とは (発達障がい者当事者青年Rさんのお話を聴いて)

昨日の午前中は、公民館貫井北町分館で「コロナ禍を経験して考える 人と地域がつながる共生社会」講座でした。 7 月 23 日まで 6 回連続で様々な生きづらさを抱える当事者のお話しを聞く男女共同参画講座 の第 1 回目で、講師はこれまで 3 期にわたり小金井市地域自立支援協議会...