2013年3月13日水曜日

守りたい人を 守れるまちに


 3月3日に地元の貫井南町東自主会でおこなった防災訓練の様子です。消防署の皆さんにもご指導いただきながらの訓練です。

 
 防災会に配備されている可搬式ポンプの操作方法の説明を受けています。小型軽量で持ち運びが簡単な長所を生かした活用が期待できます。しかし、これはあくまでも初期消火に対応するもので、火災が小さいうちに鎮圧しなければなりません。普段の火災で使うことはありませんが、大災害時、同時多発する火災に対応するためには有効な装備です。しかし、機材を使いこなすための整備や操作訓練は欠かせないものです。



 消火栓に接続したスタンドパイプにホースをつなごうとしています。水道の本管に直結しているので、水道がダウンしなければ、これも使える装備です。これも自主防災会の備品です。



 消防署指導によりAEDを使いながらの応急救護の体験訓練。胸骨圧迫し、AEDの使い方を体験します。このような訓練は繰り返し体験して体で覚えることが大切です。いざというときに体が自然に動くようになるのが理想です。
 寒い中おこなった訓練の最後のお楽しみは炊き出しの豚汁です。災害用の備蓄食料のアルファ米とともにいただきます。
 訓練では、このようにひと通りおこなうわけですが、特に真新しいものはありません。同じことを繰り返し訓練してみるのも大切なこと。参加者お一人おひとりが体験してみることで「防災」を身近に感じていただければ訓練は成功です。しかし、訓練の準備や炊き出しには多くの人手が必要なことがよくわかりました。自主防災会役員の皆さんのご協力は欠かせないものです。特に炊き出しの準備では、毎回多くの女性の役員さんたちにご苦労をかけています。このような訓練の繰り返しで、守りたい人を守れるまちに変えていきたいと強く思う春の防災訓練でした。





生きづらさを救う居場所とは (発達障がい者当事者青年Rさんのお話を聴いて)

昨日の午前中は、公民館貫井北町分館で「コロナ禍を経験して考える 人と地域がつながる共生社会」講座でした。 7 月 23 日まで 6 回連続で様々な生きづらさを抱える当事者のお話しを聞く男女共同参画講座 の第 1 回目で、講師はこれまで 3 期にわたり小金井市地域自立支援協議会...