愛着障がいってなんだろう?


 昨日2月4日、障がい者の父親として自分が参加している(仮)小金井市発達支援ネットワーク主催の講座、この子の困りごとはなんだろう?〜みんなで考える特別支援ケースカンファレンス⑧〜 愛着障がいってなんだろう?を開催した。
 小金井市内で活動している「ひまわりママ」(発達にアンバランスのある子どもの親の会)、黄金ネットワーク(障がい児の父親の会)、わいわい会(小金井市児童発達支援事業ぴのきおの保護者の会)が、東京学芸大学高橋智研究室と小金井市子育て・子育ち支援ネットワーク協議会のご協力を得て、子どものの困りごとを考える取組として繰り返し開催してきた特別支援ケースカンファレンスの8回目の講座だ。
 この取組みには毎回パネリストとして、教育委員会や障がい福祉、保育などの行政担当者にもご出席をいただき、ケースカンファレンスの際に子どもの支援のアドバイスをいただいている。
 今回は愛着障がいをテーマに取り上げた。ネットワークに参加する皆さんと子どもの様々な困りごとについて繰り返し議論し考えるうちに、保護者と子どもの関係に踏み込んで考えてみたく思ったことがきっかけだった。
 基調講演をお願いした児童養護施設を卒所者のアフターケア相談所「ゆずりは」の高橋亜美さんの基調講演のお話で「子どもに必要なのは、寄り添い続け、育み続けてくれる誰かの存在」、これにより子ども自身が「自分を大切に想う気持ち」を持てるようになるのだと。そして愛着とは知らぬ間に育まれていくものだというお話が今回の公演でいただいた宝物だ。
 基調講演の後のパネルディスカッションでは児童養護施設の子どもたちについて、今回パネリストをお願いしたゆずりはの高橋亜美さん、東京サレジオ学園の安藤みさとさんを中心にお話しいただき、子どもの成長に欠かせない「寄り添い続けるもの」の存在について、貴重な現場のお話しを聞くことができた。
 発達に何らかの支援が必要な子どもが適切な支援にたどり着くための道のりは平坦ではない。いかにして子どもの困りごとを適切な支援につなげるべきか、保護者が我が子の状態を受容できるためにできることは何か。行政はこの課題にどう向き合っていくべきなのか、改めて考えさせられる講演会となった。
 

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